AGA予防に飲み薬って効果あり?気になる効果と副作用。
AGA予防薬の効果、メリット、デメリット、実際にAGA予防薬を飲んでいるお客様から伺った、効果、副作用についてまとめています。
AGAの薬に興味がある、飲もうか考えている方は是非ご覧ください。
AGA予防の飲み薬って効果あるの?
結論から言うと効果あります。
薬の種類と効果、副作用、お客様の実体験をまとめていきます。
薬の種類
- フィナステリド(プロペシア)
- ミノキシジル
フィナステリド
フィナステリドとは
フィナステリドとは、1997年にアメリカで医薬品の認可を受けた成分で、日本では2000年から臨床試験が開始され、2005年に厚労省の認可が降り、2007年からプロペシアという商品名で販売されるようになりました。
フィナステリドなぜ効くのか?
フィナステリドがなぜAGA予防に効くのかというと、フィナステリドの成分は、AGA発症理由であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成する酵素のII型5@リダクターゼの抑制効果があるからです。
フィナステリドは髪の毛の脱毛症と、前立腺肥大症の両方の改善に効果的な成分です。
5@リダクターゼの阻害効果で、DHTの抑制をし、正常に毛髪が作られるようになり、髪密度が増え、保たれる訳です。
フィナステリドはどのくらいで効くのか
フィナステリドは乱れたヘアサイクルを正常に戻し、髪をつくる環境を整えてAGAの治療に効果を発揮しますが、体感するまでには6ヶ月は必要と言われています。
1年間毎日飲んだ方
58%の被験者の方に、著明改善、中程度改善、軽度改善の効果があらわれました。
1年以上飲み続けるとどうなるのか
服用後2年で68%、3年後には78%と上昇しています。
3年間飲み続ければ、薬80%の人は髪の毛が増加する事が臨床試験で確かめられています。
また3年以上服用した被験者の方の98%が、AGAの進行がみられなかったという結果になっています。
フィナステリドの副作用は?
性欲減退
フィナステリドの男性ホルモン抑制効果により、副作用として性欲減退があります。
が、その発症率は2%以下といわれていています。
性欲減退は精神的な部分もあるため、薬だけのせいだとも決めつけられません。
男性機能の低下
男性機能の低下は、勃起不全ですが、1.5%くらいです。
性欲減退と同様に精神的要因もあるため薬のせいだとも言い切れません。
胎児への影響
女性はもともと男性ホルモンが少ないのが正常なバランスのため、男性ホルモンを抑制するフィナステリドを服用する事でホルモンバランスが崩れ、胎児に影響が出ると言われています。
うつ症状
フィナステリドの副作用として1%程、うつ症状が発症される事が報告されています。
やる気の向上や、行動の活発化を促す男性ホルモンを抑制する事で気持ちの沈み込むこともあるようです。
服用には注意も必要です。
ミノキシジル
ミノキシジルとは
ミノキシジルとは発毛促進剤です。
ミノキシジルは頭髪用外用医薬品として認可され、1988年にロゲインが誕生。
日本では1999年に外用医薬品として厚労省から認可を受け、リアップとして発売されました。
現在はミノキシジル成分の含有量は1%と5%だけが認可されています。
欧米では2%、5%、10%、15%以上飲み高濃度の製品もあるようです。
ミノキシジルはなぜ効くのか?
血管拡張
ミノキシジルは血管を拡張させて、頭皮の血行を良くする事で、頭皮の毛根に栄養が運ばれてやすくなり、毛包や毛母細胞が活性化して、発毛や育毛につながる。
アデノシン
アデノシンという成分を分泌し、毛髪をつくる毛乳頭細胞から、VEGFやKGF産生が促されます。
VEGF(血管内皮増殖因子)は、血管を新しくつくったり、傷ついた血管を修復する働きがあります。
KGF(角化細胞増殖因子)は、毛母細胞を増やします。
ミノキシジルはどのくらいで効くのか?
ミノキシジルは直接頭皮に塗布するので、即効性があり、個人差はありますが、3ヶ月で体感できるといわれています。
ミノキシジルの内服薬
外用薬は浸透にムラが出てしまったり、皮膚の保護機能で外からの侵入を防ぐ機能があるため、十分に吸収さらない難点もあります。
ミノキシジルの内服薬(ミノキシジルタブレット「ミノタブ」)は、直接体内に入れる事で、十分に吸収され高い効果が得られます。
日本では認可されていないため、医師の責任のもとでしか投与できません。
個人輸入で海外から購入する事も出来ますが、本来は血圧降下剤としての薬でもあるため、注意が必要です。
外用薬のミノキシジルの副作用は?
外用薬は部分的に塗布するため、副作用は局所的に限られます。
内服薬のミノキシジルの副作用は?
体内に直接取り込むため、副作用は全身に及ぶ可能性があります。
信頼できる医師から処方していただきましょう。
血圧降下
ミノタブを服用すると血圧が下がる事があり、動悸、立ちくらみ、めまい、倦怠感、不整脈があらわれる事があります。
低血圧気味の方、高血圧で血圧降下剤を服用されている方、貧血気味の方は医師と相談しましょう。
多毛
発毛効果は髪の毛だけでなく全身に及ぶというデータがあります。
ヒゲ、もみあげ、まゆげ、顔の産毛や、脇毛、胸毛、手足の毛なども濃くなるという報告もあります。
むくみ
特に顔のむくみが出るようです。
また利尿作用が落ち、老廃物が溜まりやすくなると肌荒れやニキビも出やすくのるようです。
お客様の声
メリット
抜け毛、薄毛に悩み薬を飲み出したら進行が止まった。親戚は皆頭頂部が無いが、自分は持続出来ている。
頭頂部の薄毛が止まらず薬を飲んだ。飲み始めてから密度が濃くなり、気にならなくなってきた。気にならなくなって薬をやめたら薄くなった。
抜け毛が多いのが悩みで薬を飲み始めた。飲み始めてから抜け毛の量が減った。
親戚は皆頭頂部が薄いため、予防のため飲んでいる。飲み始めてからは持続出来ている。
と、飲んでいるお客様は効果を実感されています。
デメリット
腕などの体毛が濃くなった。
性欲減退と聞いていたが、あまり感じない。
個人差があるようですが、多少副作用があるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
正しい知識を持ち、不安を少なく育毛出来ればいうことありませんよね。
アンチヘアロスを諦めず頑張りましょう。