髪と頭皮に良い食べ物。髪と頭皮のために控えたい食べ物。

食事から頭皮、髪の毛を育てたい方向け。

普段摂っている食事が、実は頭皮、髪の毛にあまりよくない事があります。

髪の毛に良い食事を心がけたい方は、是非ご覧ください。

食べ物って髪の毛に関係あるの?

私たちのからだは、食べたもので作られています。

筋肉には、タンパク質、

勉強にはDHA、

成長期にはカルシウム、

なんて、言いますよね。

からだは食べ物から作られるように、髪も頭皮も食べ物から作られています。

頭皮、髪の状態は何を食べるかで変わってくるのです。

こんな食生活は要注意

□甘いものが好き

□ しょっぱいものが好き

□脂っこいもの、辛いものが好き

□パン、パスタなど小麦製品が多い

□魚より肉を選ぶ

□自炊せず、外食、弁当、レトルト食品が多い

□炭酸、冷たい飲み物が好き

□朝、コーヒーを飲む

□朝、野菜ジュースを飲む

□朝食を食べない

□食べる食材が偏りがち

□よくかまないですぐ食べ終わる

□よく食べすぎてしまう

□お酒をよく飲む

□タバコをよく吸う

以上、チェックの多いほど要注意です。

食生活が及ぼす頭皮、髪への不調をみていきましょう。

食生活が及ぼす頭皮、髪への不調

冷え

冷えは血行不良につながり、頭皮の血流が悪くする原因になります。

朝食を食べないとエネルギー不足で体が冷えます。

また、夜より朝の方が、栄養の吸収が良いです。

朝食を食べない方は、まず朝食を摂りましょう。

朝食を食べている方でも、コーヒーのカフェインは体を冷やします。

コーヒーを飲みたい方は日中がおすすめです。

朝目を覚ましたい方は日光を浴びるとスイッチが入ります。

また、サラダやスムージーなどの冷たい食べ物も体を冷やすものなのであまり良くありません。

温野菜、スープ、肉や魚、卵、大豆などにしましょう。

食べ物の栄養を頭皮に届け、体を冷やさないためには、

朝食を食べること、

体をあたためること、

が重要です。

腸内環境

腸は食べ物の栄養を吸収します。

腸内環境が悪いと栄養の吸収が悪くなります。

便秘、下痢の方は注意です。

便秘になると腸内に悪玉菌が増えていきます。

悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが乱れるために栄養が吸収されにくくなり、頭皮に届く栄養が減ってしまうのです。

血流も悪くなるため、頭皮は極度の栄養不足になり、伸びてきた髪の毛は極端に細くなってしまうのです。

また腸は、全身の免疫機能を担っていますが、便秘で悪玉菌が増えると免疫機能が低下し、頭皮のトラブルを引き起こしやすい状態になってしまいます。

そのため、抜け毛が増えたり、頭皮に炎症が起きたりします。

便秘で肌が荒れたりするように、頭皮も同じ肌なので荒れてしまいます。

また、下痢も良くありません。

食べた栄養を消化吸収できずに出て行ってしまいます。

腸管に負担がかかり、効率良く消化吸収できなくなります。

消化吸収の良い食べ物を、ゆっくりと噛んで食べることが大切です。

腸内環境のために良い食べ物は、食物繊維が豊富な根菜類やキノコ、海藻や納豆、ぬか漬けなどです。

善玉菌を増やし、腸の働きを高める効果があります。

食べ物によって、こんなにも体内でさまざまなことが起こります。

では、どんな食べ物がよくないのか。

次は、頭皮と髪の毛にあまり良くない食べ物をみていきましょう。

控えたい食べ物

小麦タンパク

パンやパスタ、うどんなどに含まれる小麦のタンパク質です。

小麦タンパク(グルテン)は日本人は消化能力の低い方が多く、食べ過ぎると腹痛や便秘、下痢になりがちです。

胃腸の働きが悪いということは、栄養が吸収されにくくなり、頭皮、髪の状態も悪化する傾向があります。

乳タンパク

牛乳、チーズ、ヨーグルトなどに含まれる乳タンパク。

乳タンパク(カゼイン)は、小麦タンパク同様に、日本人は消化する力が弱く、腸に炎症を起こし、消化吸収能力を悪くさせることがあります。

食品添加物

カップ麺、ジュース、炭酸飲料、お菓子など、加工食品に多く含まれる「保存料」、「着色料」、「甘味料」など。

小麦タンパク、乳タンパク同様に、腸内環境を悪化させます。

また、アレルギーを起こしたり、血流を悪くさせたり、細胞分裂を活性化させる亜鉛の吸収を阻害するものもあります。

では、どんな食べ物がいいのか。

頭皮と髪に良い食べ物をみていきましょう。

頭皮、髪にいい食べ物は?

頭皮、髪に良い食べ物とは。

それは、魚や大豆製品を中心にした和食です。

日本人の消化吸収に良く、頭皮と髪に良い食事です。

頭皮、髪の毛に必要な栄養とは?

  • タンパク質
  • ビタミンB6
  • ビタミンE
  • ビタミンC
  • 亜鉛

以上の5つは必要不可欠です。

タンパク質

髪の毛はケラチンというタンパク質からできています。

髪の構成の大部分を占めるタンパク質は必須です。

タンパク質を含む食べ物

肉、魚、卵、乳製品、大豆など

ビタミンB6

体内でケラチンを合成するのにビタミンB6が必要です。

ビタミンB6を含む食べ物

赤身の魚、ヒレ肉、ささみなど脂肪の少ない肉、バナナ、さつまいも、玄米など

ビタミンE

ビタミンEは末梢血管まで拡張し、血行を促進する事で髪の毛が育ちます。

抗酸化作用が強く、白髪の予防。

体内の活性酸素を除去してくれるので老化防止にも効果的です。

ビタミンEを含む食べ物

アーモンド、ヘーゼルナッツ、アボカド、小麦麦芽油、ひまわり油、うなぎなど

ビタミンC

ビタミンCはストレスや紫外線などの影響から守ってくれます。

ビタミンCを含む食べ物

レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツ、アセロラ、キウイフルーツ、トマト、ブロッコリー、イチゴ、ほうれん草、パセリ、ジャガイモ、サツマイモなど

亜鉛

亜鉛は、髪を作る毛母細胞の細胞分裂を促進します。

亜鉛を含む食べ物

赤身の肉、鶏肉、豆類、ナッツ類、カニ、全粒穀類、栄養強化朝食用シリアル類、乳製品など。

以上の5つの栄養素を心がける事が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段口にする食事も、頭皮と髪に密接に関わっています。

だからといって極端に食べないのもストレスになります。

糖質抜き、なんて流行っていますが、糖質には糖質の役割があります。

大事なのはバランス良く食べること。

主菜のタンパク質

副菜のビタミン、ミネラル

のバランスを考えて食事を摂りましょう。